割賦購入あっせん の解説です
クレジットカードを発行することを総合割賦販売あっせんといい、ある商品を販売するにあたってローンを組ませることを個別割賦あっせんといいます。カード会社やローン会社は販売店に代金を立替え払いし、商品の引渡やサービスの提供は販売店と顧客の問題であり、仮に販売店と顧客がトラブルになったとしてもカード会社やローン会社はあずかり知らないことであると主張することもできるようにも思えます。たしかに、カード会社やローン会社は販売店から代金債権を買い取った第三者と見ることもできるのですが、割賦販売あっせんという行為の中で販売店と一定の連帯関係が生じているとも考えられます。そこで、現在は一定の場合において顧客は販売店などの売主に対して主張できることは、カード会社やローン会社に対しても主張できるという考え方が一般化しています。
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